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提供: 初期のジャズ

どの記事を読もうかと迷う方の為に過去の人気記事について纏めております。

2021年ランキング

総括

2021年のアクセス上位を纏めたので、事典サイトの探索の参考にしていただきたい。

人名事典のランキングを見ると、Bunk JohnsonEdmond Hallをきっかけに当サイトに辿り着く方が多いことが分かる。以下に並ぶランキングに共通する傾向としては、ルイジアナ州出身のミュージシャンが多いこと。やはり草創期のジャズを愛好するファンにとっては、ジャズ=ニューオリンズの図式があるものと思われる。但し、第3位のDee Dee Chandlerの記事を読みに来る訪問者の毛色は、普通のジャズファンとは違い、ドラム史のマニアかもしれまない。同じくニューオリンズ出身のドラム奏者なのだが、このDee Dee Chandlerについては、そのプレイではなく、ドラムセットの発明者としての方が名前を知られているだろう。

バンド事典の方は、輝く第1位のKing Oliver's Creole Jazz Bandをはじめに、ジャズ史に名を残したバンドがずらりと並ぶ。そんな中で異色に見えるのが第3位のSpirits of RhythmTeddy BunnWellman Braud等が参加していたとは言え、この位置に来る注目度の楽団ではないと思っていたのだが、皆、ジャイブが好きなのかもしれない。

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2021年1~3月ランキング

傾向

月単位での集計をすると、月毎の大きな偏りが出る事に気が付いたため、今回からは四半期単位で累計での集計とする。

2021年1月から3月にかけてのアクセス数の順位だが、人名事典の上位に並ぶのは2020年5月リニューアル前に書いた記事が多く、書いた当時の参考文献の多くが邦訳本だったりもする為、洋書も含めて原典に近い情報を探すという最近の方針に基づいて、改めて記事の修正を検討したいと思った次第である。

バンド事典のアクセス数ランキングだが、ジャズ史に名を刻む錚々たるバンドが並ぶ中、不思議な人気を集めるSpirits of Rhythmが目立つ。良いバンドだとは思うのだが、Red Hot PeppersNew Orleans Rhythm Kings、更にはKing Oliver's Creole Jazz Band等を抑えての第2位が不思議だ。なんと、あのLouis Armstrong's Hot Fiveと同率である。ちなみに第1位に輝いたのは、Duke Ellingtonの楽団結成の序章とも言うべきThe Washingtoniansの記事であった。

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2021年2月ランキング

傾向

2月の人気記事は、急にアクセスを集め始めたKid Oryが第1位となった。過去の人気記事であったBunk JohnsonGeorge Lewisは第2位と第3位となる。第5位のEthel Watersは、2021年2月の新着記事からのランクイン。

バンド事典の方は過去のランキングから激変。Duke Ellington楽団の前身であるThe Washingtoniansが第1位となった。初期のDuke Ellingtonの活動は、いつか纏まった時間がある時に整理して、事典wikiの記事にも出していきたい。

同率の第2位でHarlem HamfatsJones-Collins Astoria Hot Eightが並ぶが、いずれも一般的な知名度が高いとは言えないバンド。Harlem Hamfatsは、2021年2月の新着記事からのランクインだが、Jones-Collins Astoria Hot Eightにアクセスがあったのは不思議。バンジョー奏者のEmanuel Saylesを調べていた方がいたのだろうか。このバンドでは1920年代のEmanuel Saylesが残した演奏が聴ける。

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2021年1月ランキング

傾向

2020年のアクセス数トップのBunk Johnsonの記事が引き続き人気を集めている。検索エンジン経由でのアクセスが多く、これは納得の結果だと思う。一方で、第2位には1月の新着記事のIda Coxが入り、こちらは想像していたよりも反響が大きかったことに驚いた。第3位には何故か注目を集めたGeorge Baquetがランクイン。第4位以下は順当な感じがする。

バンド事典の方は全般的にアクセス数が少なく、結果、第3位には複数の記事が並んだ。そんな中でも、第1位のLouis Armstrong's Hot Fiveは安定してアクセスを稼いでおり、この歴史的なバンドの知名度の高さが伺える。

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