Ethel Waters

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基本情報

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生年月日
1896/10/31(Chester, Pennsylvania)
命日
1977/09/01(Los Angeles, California)
使用楽器
Vocals

経歴

Ethel Watersは1920年代に人気を集めた黒人女性歌手の一人であった。子供の頃は教会の聖歌隊で歌っていたという。10代前半はメイドとして働き、その後、ペンシルバニアの地元の劇場のタレントコンテストで優勝した。フィラデルフィアやボルティモアの劇場で歌う機会があり、その背が高くて細身の姿から「Sweet Mama Stringbean」という綽名がついたという。

ニューヨークに移り住んだのは1917年の頃であり、活動を始めて、すぐにEthel Watersの名はショービジネスの世界で知られるようになった。Fletcher Hendersonが音楽監督を務めたBlack Swan Recording Companyの元で、1921年から1922年にかけてEthel Watersをフィーチャーした大規模なツアーも行われた。

1921年にCardinalレーベルから初のレコードを出し、録音デビューを果たすが、その後すぐにBlack Swanレーベルに移り、ここで多くのレコードを吹き込んだ。1920年代から1930年代にかけて、多くのショーやレビューにも出演している。

1930年にはヨーロッパを訪問。その後、1932年にはDuke Ellingtonと、1933年にはBenny Goodmanと録音の機会があった。1935年から1939年までは、当時の夫であったEddie Malloryの伴奏で自身のツアー・ショーを行う。

1940年代には主にバー等への出演で活躍した他、映画女優としても定期的に活躍の場があった。1952年から1953年にかけては、ブロードウェイの劇である「A Member of the Wedding」に出演。1961年にテレビ番組「Route 66」に出演し、Coleman HawkinsRoy EldridgeJoe Jones等と共演。1963年には「Ed Sullivan Show」でもフィーチャーされる。

1964年春にショーへの出演中に軽い心臓発作を起こすというアクシデントもあったが、その後も仕事を続け、晩年も歌を歌い続けた。