Teddy Bunn
基本情報
生年月日 |
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1909(Freeport, Long Island) |
命日 |
1978/07/20(Lancaster, California) |
使用楽器 |
Guitar, Vocals |
経歴
Teddy Bunnの両親もミュージシャンで、母親はオルガン奏者、父親はアコーディオン奏者だった。独学でギターを学び、キャリアの初期はカリプソ歌手の伴奏をしていた。1929年4月にSpencer Williamsの最初の録音で伴奏を務め、同年9月にはDuke Ellingtonの楽団の録音にゲストとして参加した。
1930年代初頭にWashboard Serenadersで活動した後、Ben Bernie's Nephewsというユニットに参加する。このBen Bernie's Nephewsはニューヨークに移った後、Spirits of Rhythmという名前に改名し、フィラデルフィアやシカゴにもツアーした。(Spirits of Rhythmは弦楽器を伴奏にしたヴォーカルをフィーチャーしたバンドで1930年前半から時折録音を残している)
1937年にTeddy BunnはSpirits of Rhythmを脱退。同年5月にJohn Kirbyのバンドに参加した後、自身のトリオやデュオでニューヨークの様々なクラブで演奏する。Jimmie NooneやJohnny Dodds、Trixie Smith、Sidney Bechet、J.C. Higginbotham等の録音に参加したのも、この頃の話だ。
1939年4月にSpirits of Rhythmに復帰し、1941年までこのユニットで活動していた。1942年にTeddy Bunnは音楽から離れるが、1944年に復帰。1945年にはSpirits of Rhythmの録音にも参加し、その後はJoe TurnerやEdgar Hayesとも共演している。
後年、エレキギターに転向すると、主にR&Bグループで演奏した。1960年代には持病の為に定期的に演奏することは少なくなったが、1970年代初頭まで活動を続けていたという。生涯を通してギターを専門としていたが、1929年1月にCecil Scottと演奏した際にはバンジョーを弾いていたという話も残っている。