Frank Duson
基本情報
生年月日 |
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1881?(Algiers, Louisiana) |
命日 |
1936/04/01(New Orleans, Louisiana) |
使用楽器 |
Trombone |
経歴
Frank Dusonは、ニューオリンズで活躍したトロンボーン奏者で、Eagle Bandのリーダーとして知られている。
生年は諸説あり、1978年から1881年の間に生まれたと言われる。当初はBuddy Bolden's Bandで演奏していたが、Buddy Boldenが健康上の理由から楽団を去った1906年に、この楽団のリーダーを引き継いだ。この楽団はEagle Bandという名前で活動するようになるが、これはストリーヴィルにあるEagle Saloonに因んだものだった。
Eagle BandはBuddy Boldenのレパートリーが演奏できたと言われ、1917年頃までニューオリンズで人気を集めていた。Buddy Boldenが演奏していたコルネットのパートには、1907年から1910年まではTig Chambersが務め、1910年から1914年はBunk Johnson、その後はBuddy Petitと実力あるメンバーが参加していた。(コルネット以外のパートにもBill Johnson、Baby Dodds、Pops Foster、Ed Garland、Johnny Dodds、Sidney Bechetといったメンバーが集まっていた)
1917年になると、Jelly Roll Mortonの誘いに応じ、Frank DusonはBuddy PetitやWade Whaleyと共にロサンゼルスに赴いた。しかしながら、彼らの服装ややり方を馬鹿にするJelly Roll Mortonの態度に腹を立て、Buddy Petitと共にすぐにニューオリンズに戻ってきている。(この時、Frank DusonとBuddy PetitはJelly Roll Mortonへの復讐を強く誓ったというエピソードも残っている)
ニューオリンズに戻ったFrank Dusonは、1918年にリバーボートのS.S. Capitolでの演奏の為にバンドを結成し、ここで暫く演奏を続けた。1920年代から1930年代にかけては、Louis Dumaineのバンドと共演し、WPAからの援助も受けていたという。