Charlie Johnson's Paradise Orchestra
提供: 初期のジャズ
一言メモ
Charlie Johnsonによって率いられ、Smalls Paradiseに出演していたことでも知られている。
1920年代後半のハーレム地区の楽団の中でもトップレベルの実力を誇った。
活動時期
1925年 ~ 1935年
主要メンバー
- Charlie Johnson (piano, leader)
- Leonard Davis (cornet, trumpet)
- Jabbo Smith (cornet)
- Sidney DeParis (trumpet)
- Tom Morris (cornet)
- Charlie Irvis (trombone)
- Jimmy Harrison (trombone)
- Benny Carter (clarinet, soprano sax, alto sax)
- Edgar Sampson (clarinet, alto sax)
- Ben Whitted (clarinet, alto sax)
- Bobby Johnson (banjo)
- Billy Taylor (tuba)
- Cyrus St. Clair (tuba)
- George Stafford (drums)
変遷
Charlie Johnson's Paradise Orchestraは、1925年頃からSmalls Paradiseに出演しており、その知名度こそFletcher HendersonやDuke Ellingtonの楽団には及ばないものの、トランペットにJabbo SmithやSidney DeParis、トロンボーンにJimmy HarrisonやCharlie Irvis、リードセクションにはBenny CarterやEdgar Sampson、Ben Whittedを擁していたこの楽団は、当時のハーレム地区を代表する楽団のひとつであったことは間違いない。
Smalls Paradiseで演奏をし始めて、直ぐに録音の機会を得てから1929年までの間に計5回の録音セッションを残しており、この参加メンバーを見る限りでは、入れ替えも少々あったようだ。当時のハーレムでは、人気のサイドメンは引き抜き競争の的になることがままあった。
Smalls Paradiseへの出演契約は1935年まで続くのだが、この契約が打ち切られた後も、Charile Johnsonは1938年頃までは楽団のリーダーとして活動していたようだ。