Stump Evans
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1904/10/18(Lawrence, Kansas) |
命日 |
1928/08/29(Douglas, Kansas) |
使用楽器 |
C-Melody Sax , Tenor Sax |
経歴
Paul "Stump" Evansはジャズ草創期のサックス奏者のひとりである。小柄な体格から「切り株」を意味する"Stump"という綽名で呼ばれる。
父親のClarence Evansがアルトホーン奏者であり、Stump Evansも父親に教わり、アルトホーンを吹いていたが、地元のローレンス高校のバンドではトロンボーンに転向した。
高校卒業後はアルトサックス奏者として活動をするが、1920年代初頭にはバリトンサックスも吹いていたようだ。
シカゴに移り住み、1923年にはKing Oliver's Creole Jazz Bandのレコーディングにも参加し、ここではCメロディーサックスを吹いた。同年11月頃にはBernie Youngの楽団にも参加している。
1920年代半ば頃からErskine Tateの楽団に参加し、1926年には録音も残している。1926年はKing Oliver's Dixie Syncopatorsにも参加し、ソプラノサックスやアルトサックスを吹いている。
その翌年はJelly Roll MortonのRed Hot Peppersに参加し、レコーディングにも参加している。
若くして、一流のミュージシャンとの共演を果たしたStump Evansの前途は洋々たるものに思えたが、この直後に肺結核に罹患したStump Evansはシカゴを離れざるを得なくなり、故郷に戻り同地で没した。享年23歳という若すぎる死であった。