Prince Robinson
基本情報
生年月日 |
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1902/06/07(Portsmouth, Virginia) |
命日 |
1960/07/23(New York, New York) |
使用楽器 |
Clarinet, Tenor Sax |
経歴
Prince Robinsonは14歳の時からクラリネットを始め、独学で奏法を学んだ。1919年から1921年にかけてLilian Jones' Jazz Houndsで活動。1923年はアトランティックシティでピアニストのQuentin Reddと活動した後、1923年にニューヨークに移り住み、Lionel Howard's Musical Acesに加入する。
ニューヨークに移ってからのPrince Robinsonは主にElmer Snowdenの下で演奏していたが、1925年春にはDuke Ellingtonと共演の機会もあり、同年9月にはThe Washingtonians名義での録音に参加している。(この時にElmer SnowdenとDuke Ellingtonの間でPrince Robinson争奪戦が繰り広げられたという話もある)なお、Duke Ellingtonの下で1926年か1927年頃まで演奏していた。
なお、1925年はJune Clarkのバンドでも時折演奏しており、こちらも録音が残っている。
1928年にMcKinney's Cotton Pickersに加入すると、この楽団に1931年夏まで在籍していた。1932年にMcKinney's Cotton Pickersに再加入すると、1934年頃にこの楽団が解散するまで、ここで演奏を続けた。
1935年夏から1937年初頭までは女性歌手のBlanche Callowayの楽団で演奏し、1937年4月から1938年11月まではWillie Bryantと共演。その後、Roy Eldridgeの楽団に所属すると1940年頃までここに在籍していた。1930年代は、この他にもLil Hardin ArmstrongやTeddy Wilsonの楽団での録音が残されている。
1940年から1942年にかけてはLouis Armstrongのバンドに参加。1942年から1943年はLucky Millinderと共に活動した。その後はBenny Mortonと共演。1945年にClaude Hopkinsのバンドに加入すると、1954年まで在籍する。
1950年代には、自身のバンドを率いていた他、Henry "Red" AllenやFreddie Washingtonと共演している。数か月の入院生活を経て、1960年に癌で亡くなった。