Zinky Cohn
基本情報
生年月日 |
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1908/08/18(Oakland, California) |
命日 |
1952/04/26(Chicago, Illinois) |
使用楽器 |
Piano |
経歴
Zinky Augustus Cohnは、カリフォルニア出身のピアニストで、1917年に家族と共にシカゴに移り住んできた。シカゴではシカゴ音楽大学で音楽教育を受けている。
1926年の夏には、ミシガン州ハーバー・スプリングスで自身のバンドを率いていた。1928年になるとRoy Palmerが率いるバンドで演奏。更に、その年の後半にはクラリネット奏者のAngelo Fernandezと共にシカゴのClub de Athensで演奏するようになった。Jerome Pasquallとも短期間であったが共演。
1929年6月から1931年にかけては、クラリネットの名手であるJimmie Nooneの下で演奏しており、録音も多数残している。
その後は、Arlene SelbyとNorman Selbyのヨーロッパツアーに伴奏者として同行後、シカゴに戻り、1931年後半にはWalter Barnesと共演した。
1933年はヴァイオリン奏者のEddie Southとシカゴで演奏し、翌年にはニューヨークでも共演。1934年と1935年にシカゴでCarroll Dickersonと共演。シカゴでは短期間ではあるがJimmie Nooneと演奏する機会もあったようだ。1936年には、再度ニューヨークを訪れ、Eddie Southの下で演奏。1937年にEddie Southが渡欧した際にZinky Cohnはこのバンドを脱退し、その後はシカゴのThe Annexで自分のグループを率いた。
1938年には地元シカゴのミュージシャン組合の運営に携わるようになり、演奏をする傍らで、ピアノを教えることもあったようだ。
1944年にはEthel Watersの伴奏者としてツアーに参加している。1950年から亡くなるまでの間はシカゴのクラブで定期的に演奏していたようだ。