Lawrence Marrero
基本情報
生年月日 |
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1900/10/24(New Orleans, Louisiana) |
命日 |
1959/06/05(New Orleans, Louisiana) |
使用楽器 |
Banjo , Guitar |
経歴
Lawrence Marrero(Laurenceと書く場合もある)は、ニューオリンズの音楽一家に生まれた。かれの父親はベーシストのBilly Marrero。二人の兄がそれぞれベースとバンジョーを演奏する。(Simon Marreroがベース、John Marreroがバンジョー)そういった環境の中でLawrence Marreroがはじめに手に取った楽器はベースであったわけだが、その後バンジョーに持ち替える。ちなみに弟のEddie Marreroはベーシストになった。
1918年にはWooden Joe NicholasのいたCamelia Dance Orchestraで演奏しており、他にはChris KellyやKid Rena、Peter Bocage等のミュージシャンと自由契約で働いたという。1920年代になると、かれはYoung Tuxedo Orchestraを組織した。またJohn Robichaux's Orchestraでも演奏していた。
1930年代になって無二の親友となるGeorge Lewisと出会う。不況の1930年代はGeorge LewisやAlicide "Slow Drag" Pavageauと小さなグループで活動していたほか、ボクシングの選手などもしていたらしい。1942年には、George Lewisとともに、Bunk Johnsonのバンドに参加する。Bunk Johnsonのバンドをやめた後は、George Lewisのバンドで演奏し、録音も多数残している。代表作とされる『Jass At Ohio Union』の演奏は、1954年のもの。このアルバムで聴ける「 World Is Waiting For The Sunrise」での192小節のバンジョーソロはあまりに有名である。1955年には体調が悪化し音楽からの引退を余儀なくされる。