Lammar Wright
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1907/06/20(Texarkana, Texas) |
命日 |
1973/04/13(New York, New York) |
使用楽器 |
Trumpet |
経歴
Lammar Wrightはテキサス出身のトランペット奏者である。
カンザスシティのリンカーン高校在学中に音楽教育を受け、まだ16歳だった1923年にBennie Motenの楽団に参加する。Bennie Motenの楽団には5年間留まり、多くのソロを披露している。
1927年にBennie Motenの楽団を脱退すると、Lammar WrightはニューヨークのMissouriansに加入する。Missouriansの1929年から1930年にかけてのレコーディングでは、R.Q. Dickersonと共に多くのトランペット・ソロを披露している。MissouriansはCab Callowayとの共演を契機に、1930年代以降はCab Calloway楽団に引き継がれるが、1942年までLammar Wrightはこの楽団に留まった。
Cab Callowayの下を離れた後は、Don Redman(1943年)、Cootie Williams(1944年)、Claude Hopkins(1944年から1946年)、Lucky Millinder(1946年から1952年)と活動した。
1950年代には、ニューヨークを代表するトランペット教師のひとりとして知られており、自身のレッスンスタジオを経営していた。定期的なセッション活動も継続しており、1959年にはGeorge Shearingのビッグバンドで演奏している。
1960年代も音楽指導が本職であったが、フリーランスのミュージシャンとしての活動も続けており、ミュージカルコメディ映画「The Night They Raided Minsky's(1968年)」にも出演している。