Junie Cobb
基本情報
生年月日 |
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1896(Hot Springs, Arkansas) |
命日 |
1970(???) |
使用楽器 |
Piano, Banjo, Guitar , Clarinet, Soprano Sax, Alto Sax, Tenor Sax |
経歴
Junie Cobbの本名はJunlus C.Cobbと言う。多くの楽器を演奏できるミュージシャンであった。
初めて触れた楽器は9歳の時に母親から教わったピアノであったという。10代の頃はJohnny Dunnと小編成のバンドで活動していたようだ。その後、ニューオリンズに移り住むと、そこで建築を学び、この頃にクラリネットを初めて購入した。
大学卒業後にはシカゴに住み、ここではピアノで演奏活動をしていた。自身のバンドで結成すると、1920年から1921年にかけては、Club Alvadereに出演。その後、Everett Robbinsの楽団に参加すると、ここではクラリネットを吹いた。その後、シカゴでMae Brady's Orchestraに参加した際には、すっかりと複数の楽器を演奏するミュージシャンとしての地位を確立していた。
1924年後半から1925年春にかけては、King Oliverの下で活動し、この時には主にバンジョーを弾いていた。その後、1926年後半から1927年春に再びKing Oliverと共演する機会があった。
1920年代後半には自身のリーダー名義での録音も多数残しており、その多くではクラリネットやサックスを演奏している。また、1928年から1929年にかけてはJimmie Nooneの率いるApex Club Orchestraの録音でバンジョーを弾いた。
1930年初頭に渡欧しパリで演奏し、同年8月頃にシカゴに戻る。シカゴでは自身のバンドを率いて、Club MetropoleやClub Delisaに出演していた。このバンドは不況の影響もあり、解散することになるが、解散後はボーカリストのAnnabelle Calhounと二人組で活動するようになり、これは1946年頃まで続いた。
1940年代後半からのJunie Cobbは、主にソロ・ピアニストとして演奏活動を続けていたが、1955年頃にはフルタイムでの演奏からは引退する。引退後も定期的に演奏する場はあり、主にピアノを弾いていたが、時にはバンジョーやクラリネットを披露することもあった。
1960年代にもJasper Taylor's Creole Jazz BandやWalbridge's Hot Four、ドラマーのWayne Jonesのバンドなどで演奏している。