Johnny Dunn
基本情報
生年月日 |
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1897/02/19(Memphis, Tennessee) |
命日 |
1937/08/20(Paris, France) |
使用楽器 |
Trumpet |
経歴
Johnny Dunnは、ニューヨークで活躍したトランペット奏者のひとりであった。ニューヨークに渡る前に、当時、まだ若かったLouis Armstrongを困らせる為にSunset Cafeに訪れたという逸話が残っている。伝えられている話によるとJohnny DunnはLouis Armstrongに勝負を挑んで敗れたとのことだが、それでも人気のトランペット奏者であったのは間違いない。
ナッシュビルのフィスク大学に通った後、メンフィスにあるMetropolitan Theatreで活動を始め、1916年から1920年頃までW.C. Handyのもとで演奏していた。「Dixie to Broadway」のレビューへの出演後、Mamie Smith's Jazz Houndsに参加し、1920年に録音を残している。(彼自身の初録音はおそらくW.C. Handyのもとでの1919年のもの)
女性ブルース歌手のMamie Smithとの録音は、1923年頃まで断続的に行われたが、この楽団はEdith WilsonやJosie Milesといった他の歌手の伴奏も務めた。
1920年代初頭には、Perry Bradfordと定期的にレコーディングを開始。1923年にはPlantation Orchestraに参加し、渡欧している。その後もPlantation Orchestraでの活動は継続し、1926年には再びの渡欧を果たした。(同バンドは1926年にロンドンで録音を残している)
1927年から1928年にかけては、ニューヨークを中心に自身の楽団で活動していたが、1928年には再度の渡欧。フランスのパリでNoble Sissleと共に活動した。ヨーロッパでの活動の為にNew Yorkers Bandを結成した他、1930年代初頭はJoe Baker's Orchestraに加入し、パリのCasino de Parisで演奏する。その後、Johnny Dunnはオランダに渡り、人生最後の数年間はここで過ごした。1935年にはデンマークを訪れている。1937年にフランスに戻ると、ここで没した。