Joseph Robichaux
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1900/03/08(New Orleans, Louisiana) |
命日 |
1965/01/18(New Orleans, Louisiana) |
使用楽器 |
Piano |
経歴
日本ではGeorge Lewisの来日時のメンバーとして知られるが、実はジャズ草創期にもいくつか録音を残している。ニューオリンズのジャズ草創期の有名なバンドリーダーであるJohn Robichauxの甥にあたる。
音楽はSteve Lewisに学んだ。パーティでの演奏を始めたのが1917年頃で、Tig Chambersと共にシカゴに行ったりもしている。1918年に故郷に戻るとPapa CelestinやWilliam Ridgley等と演奏した。
1929年には、Jones-Collins Astoria Hot Eightの一員として、Victorの録音に参加。この時の録音には、後のGeorge Lewis来日時のメンバーであるEmanuel Saylesも参加している。(Emanuel SaylesはレギュラーメンバーのRene Hallの代役。)
1933年にバンドでニューヨークに出てからは、活動の拠点をニューヨークに移し、自身がリーダーを務めるNew Orleans Rhythm Boysで録音を残した。New Orleans Rhythm Boysではキューバにツアーも行なっている。
1940年代に入るとJoseph Robichauxはソロのピアノ奏者としての活動が中心となり、ニューオリンズに住んだ。1940年代から1950年代にかけてはブルース歌手の伴奏をすることも多く、1950年代にはLizzie Milesの伴奏を務めている。
George Lewisのバンドに加入したのは、1957年の春。1964年にはGeorge Lewisのバンドでヨーロッパや日本のツアーをしていた。その後は、Preservation Hallなどで演奏をして過ごした。