Pete Briggs
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
---|
1904(Charleston, South Carolina) |
命日 |
1970s?(???) |
使用楽器 |
String Bass , Tuba |
経歴
Pete Briggsは、1927年のLouis Armstrong's Hot Sevenの一連の録音に参加したことで有名なチューバ奏者である。
Pete Briggsの音楽キャリアは、1920年代初めにJim Jam Jazzersの一員としてのツアーが最初であったようだ。ミンストレル・ショーでも演奏していたようだ。シカゴに住みついた1926年からCarroll Dickersonの楽団ののメンバーとなり、おそらくここでLouis Armstrongと出会った。(この楽団は後にLouis Armstrong Stompersと名を変える。)Hot Sevenの録音に参加したのはこの縁があったからだろう。Pete Briggsの安定したリズムが、Louis Armstrong's Hot Sevenの革新的なサウンドの形成に貢献していたのは間違いない。
1929年にはLouis Armstrongの楽団とともにニューヨークに移り住む。ベースに持ち替えたのはこの頃のこと。1929年から1930年にかけて、Edgar Hayes Orchestraに参加。その後は自由契約で働いたが、脚光を浴びることもなくなった。1940年代には、フィラデルフィアでトランペット奏者のHerman Autreyと演奏しているが、これを最後に引退し、死ぬまで農場で過ごした。没年などの詳細は不明である。