Mancy Carr
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1900?(Charleston, West Virginia) |
命日 |
1946/02/10(???) |
使用楽器 |
Banjo, Guitar |
経歴
Mancy Carrの1920年代に活躍したバンジョー兼ギター奏者で、1928年と1929年にLouis Armstrongとの録音に参加していたことで知られている。
その名前を"Mancy Cara"と誤植されることが多いが、"Carr"が正しい。また、"Peck"という綽名がついており、"Peck" Mancy Carrという表記になっていることもある。
ウェストバージニア州のチャールストンで生まれたMancy Carrは、1924年にはシカゴのCarroll Dickersonの楽団で活動していた。その翌年、Lottie Hightower's Night Hawksで演奏した後、Carroll Dickersonの下に戻る。
Carroll Dickersonと活動した数年間の間に、この楽団に参加したLouis Armstrongと出会い、1929年にはLouis ArmstrongやCarroll Dickersonと共にニューヨークに移った。
Mancy CarrがLouis Armstrongの録音に参加していたのは、ちょうど、この頃の話である。 1929年末にLouis ArmstrongがLuis Russellのバンドを自身のバックバンドに採用すると、Mancy Carrの名前はジャズの表舞台では聞かれなくなった。伝えられるところによると、ニューヨークを離れ、シカゴに戻り、更に故郷のウェストバージニアに戻ったとも言われる。