Jesse Stone
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1901/11/16(Atchison, Kansas) |
命日 |
1999/04/01(Altamonte Springs, Florida) |
使用楽器 |
Piano |
経歴
Jesse Stoneは1901年にカンザス州アスチンで生まれ、ミズーリ州カンザスシティで育った。ピアニストとしての実績よりも、バンドリーダーや編曲者としての実績の方が評価されることが多い。
1920年からBlues Serenadersを率いた事で頭角を現し、1927年には同バンドでOKehレーベルに録音を残している。また、これに時を同じくして、George E. Leeに請われ、Novelty Singing Orchestraの編曲担当としても働いた。
Jesse StoneのBlues Serenadersは、カンサスシティや南西部で成功をおさめていたが、1928年にBlue Devilsとの音楽合戦に敗北したことをきっかけに危機的な状況に陥った。トロボーン奏者のDruie BessがBlue Devilsに移籍しただけでなく、トランペット奏者のAlbert Hinton等も退団し、バンドの売りでもあったブラス・セクションが崩壊したのだ。まもなく、残りの楽団員もJesse Stoneの元を去った。
Blues Serenadersの解散後は、1929年にTerrence HolderがClouds of Joyを再結成するのを手伝った他、George E. Leeの下での音楽監督の仕事を1931年頃まで続けていたようだ。また、1932年から1934年にかけては、Thamon Hayes' Kansas City Skyrocketsでピアニスト兼編曲担当として活動する。1935年には、シカゴで再び自身のバンドを率いた。
1940年代は自身のバンドで米国慰問協会のツアーを行い、その後、1950年代にもいくつかの録音を残している。