Sonny Greer
提供: 初期のジャズ
基本情報
生年月日 |
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1895/12/13(Long Branch, New Jersey) |
命日 |
1982/03/23(New York, New York) |
使用楽器 |
Drums |
経歴
Sonny Greerは、Duke Ellingtonの楽団のドラム奏者として知られ、その様々な打楽器を取り入れたスタイルは初期のDuke Ellingtonのジャングル・サウンドを形作ることに貢献した。
Greerは高校時代にドラムを始め、ニュージャージー州を中心に自由契約のドラム奏者として活動。1919年にワシントンを訪れた際にHoward Theatreで演奏するMarie Lucasの楽団に参加。この時に4歳年下のDuke Ellingtonと出会った。
翌年の1920年3月20日にDuke Ellingtonと初めて共演し、1922年のThe Washingtoniansのニューヨーク訪問にも同行している。1922年のニューヨーク訪問は失敗に終わったが、その翌年に再度ニューヨークを訪れた後はここに留まった。1927年から1931年にかけて演奏していたCotton Clubのステージでは、Sonny Greerの定位置は一段と高いところに置かれており、ドラムに加えて、銅鑼やティンパニ、鐘なども配置されていた。初期のDuke Ellingtonのサウンドの重要な部分を担っていたが、1951年3月に脱退する。
その後はニューヨークで自由契約のミュージシャンとして演奏活動を続け、Louis MetcalfやHenry "Red" Allen、Tyree Glenn等の共演している。1960年に肩の故障により演奏活動を一時休止するが、復帰後はEddie BarefieldやJ.C. Higginbotham等の演奏している。1968年のコメディー映画「The Night They Raided Minsky's」の撮影にも参加。