Jimmy Blythe

提供: 初期のジャズ

ジャズ百科事典 > 人名事典

基本情報

生年月日
1901/05/20(Keene, Kentucky)
命日
1931/06/27(Chicago, Illinois)
使用楽器
Piano

経歴

Jimmy Blytheの生涯は謎に包まれているが、ジャズやブルースに長けたピアニストであり、1920年代に活躍していたミュージシャンのひとりである。

ケンタッキー州で育ったJimmy Blytheは、1918年頃にシカゴに移り住み、1920年代の初頭からピアノ・ロール("Poor Little Me Blues"などが有名)で多くの吹き込みをした。1924年4月にはパラマウントでピアノソロの録音を行い、この時に吹き込まれた"Chcago Stomp"が史上初のブギウギ録音だと言われている。

1924年から1930年にかけて、Jimmy Blytheは、ピアノソロだけでなく、歌手のMa RaineyViola Bartletteの伴奏、Johnny Doddsとのセッションなど、多くの吹き込みをした。(自身のリーダー名義ではState Street RamblersWashboard Wizardsなど)

1931年3月にState Street Ramblers名義での録音と、いとこのCharile Clarkとのピアノデュオを吹き込んだのが、最期のレコーディングになった。

その3か月後の1931年6月に髄膜炎の為、30歳で亡くなった。