Arthur Whetsol

提供: 初期のジャズ

ジャズ百科事典 > 人名事典

基本情報

生年月日
1905/02/22(Punta Gorda, Florida)
命日
1940/01/05(New York, New York)
使用楽器
Trumpet

経歴

Arthur Whetsolは、Duke Ellington楽団のトランペット奏者として知られる。

牧師の父と学校教師の母から生まれ、父が亡くなった後に母が再婚した後も実の父の姓である"Whetsol"を名乗った。ワシントンで育ち、少年の頃からコルネットを吹いていたという。Duke Ellingtonの幼馴染でもあり、1920年頃からDuke Ellingtonと共に多くの演奏の仕事をしていた。

1923年にDuke Ellington等と共にニューヨークを訪れ、しばらく滞在するが、1924年になるとArthur Whetsolは学業の為にワシントンに帰郷することとなる。

ハワード大学で医学を学んだ後、1928年にArthur WhetsolDuke Ellingtonの下に戻り、楽団に再加入。1937年に病気で引退するまで、ここに在籍した。

その後もバンドへの再加入をするべく努力を続けたが、演奏が不可能なまでに脳の病気が進行しており、復帰することなく1940年に亡くなった。